2007年04月01日

チョウセンオオカミのクローンに関する情報

チョウセンオオカミのクローンに関する、いくつかの報道がでている。

すでに2歳になったようだ。どのようにクローンを作ったかというと、

実験犬の卵子から核を取り除いた後、ソウル大公園にいるチョウセンオオカミの体細胞をこれに注入し、受精卵を作った


とのこと。あとは、受精卵を代理母の子宮に着床させ、出産という過程に。以下のリンクには公開されたクローンオオカミの動画もあります。

世界初のクローンオオカミ姉妹が2歳に

韓国 世界初の“クローンオオカミ”誕生
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2007年02月26日

ニューヨークの川にビーバーが

200年ぶりにニューヨークの川にビーバーが戻ってきたとか。

生物学者は「ビーバーの人口は増えているが、生息地は縮小している。ニューヨークの川で今後はもっとその姿が見られる可能性がある」


とのことだが、川がきれいになったから戻ってきたのだと楽観していいのだろうか。棲息域が狭まりしかたなくニューヨークにやってきたということはないのだろうか。

ビーバーが200年ぶりに出現と、ニューヨークの川に(CNN.CO.JP)
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2007年02月13日

オオカミを放つ

日本オオカミ協会会長、丸山直樹東京農工大名誉教授のインタビュー記事です。

個人的には、一度バランスを崩した生態系を、人間の力でコントロールするのはかなり難しい。予想通りの結果になるかはちょっと疑問、といったところでしょうか。とはいえ、日本の山にオオカミの姿が戻ってくるのは歓迎なのだが。

『食物連鎖の復元を』
食害防止に『オオカミ放て』論
(東京新聞)
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2007年02月08日

山梨県立博物館でオオカミの展示会

「オオカミがいた山 消えたニホンオオカミの謎に迫る」というテーマで、山梨県立博物館でオオカミに関する展示が行われている。期間は3月18日まで。

・山梨県発見のニホンオオカミ頭骨(笛吹市 個人)狼絵陣羽織
・ニホンオオカミはく製(東京大学農学部)
・ニホンオオカミはく製(和歌山大学教育学部 2/11-3/11の期間限定展示)

こんなもの展示されているようだ。行ってみたいがちょっと遠いなぁ。


シンボル展示
No.008 「オオカミがいた山 消えたニホンオオカミの謎に迫る」


ニホンオオカミの謎に迫る
県立博物館でシンボル展
(山梨日日新聞)
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2007年01月31日

旭山にオオカミの森

旭山動物園にオオカミの森ができるとか。

群れで疾走するオオカミの姿を見せる新施設


だとか。なんかすごそう。トラック状に放飼場を作って、内側から観察できるようにするみたいです。どちらにしても少しでも広いところだといいなぁとは思います。

オオカミの疾走間近に 旭山動物園、08年度新施設
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2007年01月16日

北海道の野生動物復元プロジェクト

少し前の北海道新聞の記事に、札幌円山動物園の再生計画のようなものについての報道があった。旭山に比べて入場者数が低迷する円山では、

1 動物のエサ代を負担する市民に、触れ合い体験の機会などを提供する「アニマルファミリー制度」の導入
2 オオワシなど道内の希少種を保護し野生復帰させる「北海道の野生動物復元プロジェクト」の取り組み
3 同園近くの円山原始林などと一体となった地域づくりを目指す「円山動物公園構想」

という3つを推進していくとか。1は多摩動物園でも似たようなことやってますね。気になるのは2番でしょうか。こういうのが、本来の動物園の重要な機能なんじゃないかとも思ったりする。

ちなみに、知り合いが円山動物園を舞台にした絵本を描いているので紹介しておきます。

おばけのマールとまるやまどうぶつえん
けーたろう (著), なかい れい (イラスト)
出版社: 中西出版 (2006/03)
ISBN-13: 978-4891151478
価格: ¥ 1,260 (税込)

おばけのマールとゆきまつり
けーたろう (著), なかい れい (イラスト)
出版社: 中西出版 (2006/12/8)
ISBN-13: 978-4891151577
価格: ¥ 1,260 (税込)



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2007年01月11日

書評『モビィ・ドール』

じつは私はヘミングウェーの白鯨を読んでいないので、モビィー・ディックは知らなかった。

御蔵島はいまではドルフィンスイミングで有名ですが、そこを舞台にした物語。本のなかでは御蔵島ではななく巌蔵島となっていますが。

内容はAmazonの紹介など参照してもらえればと思います。自然環境の保護、保全といったことを考えたときに、まったく人間が干渉しないという「真っ白」と、それとは正反対で積極的に干渉というか開発をおこなっていくという「真っ黒」があるとしたら、あなたは自分のポジションはどの辺りにあると思うでしょうか。

私は白に近いグレーかなぁと。じつはこれ、大学時代に恩師や学友と飲んでいるときに恩師から「君はグレーだね。かなり白に近いグレー」と言われたのですが、後から考えてもたしかにそうだなぁと思っている次第。

この本の内容も、自然環境と人間の付き合い方のグレーな部分を表現していると思います。自然、野生というものとの人間の距離感をどうとっていけばいいのか。そんなことをあらためて考えさせてくれるのではないでしょうか。

オルカが好きな人も、イルカが好きな人ももちろんお勧めですが、そのほかの野生動物が好きな人もぜひ読んでみてはいかがでしょうか。登場人物の背景もそれなりに興味がそそられるので、飽きずに一気に読めると思います。


モビィ・ドール
熊谷 達也 (著)
出版社: 集英社 (2004/12)
ISBN-13: 978-4087747362
価格: ¥1,785 (税込)


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2006年12月26日

クローンオオカミがどうみても狼犬に見える

朝鮮日報に『ようやく日の目見た「クローンオオカミ」』という、先日のクローンオオカミ騒動の続報記事が掲載されている。

内容については、リンクを参照してもらえればいいのだけれど、掲載されている写真が、どうみてもオオカミ犬というか、犬顔なのだった。
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2006年12月22日

ツキノワグマ捕獲5000頭

今年捕獲されたツキノワグマは5000頭にものぼるとのこと。このうち9割が駆除された。環境省の予測では、生息数は1万頭あまりということはじつに半数近くが殺害されてしまったことになる。

このままいけば、数年のうちに絶滅危機状態に確実になりそう。

白神などの特定の地域だけにしか棲息しない動物になれば、あとは自然に減っていくのを見守るしかないのか。

★奥山放獣を理解するのにおすすめの本
相剋の森
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2006年04月21日

今年も多摩動物公園で赤ちゃん生まれる

今年も多摩動物園のロボとモロに、赤ちゃんが生まれたようです。今月17日確認されたようですが、今回は放飼場で自然のかたちで出産したようで、現段階では性別や頭数ははっきりしていないとか。早い段階にこの目で確認したいところです。

しかしながら、多摩動物公園の放飼場は比較的広いとはいえ、昨年、今年と子供が増えさすがに手狭になることでしょう。すでに昨年生まれた子供の半分は別の動物園にもらわれていってます。今年の子供たちもいつまで親と一緒にいられるのでしょうか。
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