2009年03月13日

クローンオオカミの繁殖

 以前、韓国でクローンオオカミを作ったというのをここでも取り上げたが、こんどはそのクローンオオカミ同士で繁殖を試みるとか。韓国・ソウル大学(Seoul National University)の研究チームは、2005年に生まれた雌と2006年に生まれた雄のクローンオオカミがいて、2010年にはこの2頭を同じ檻に入れて自然繁殖を試みるらしい。これまでにもクローンオオカミ同士の人工授精には成功しているとか。

 あくまでも、研究、実験のためなのだろうけど、研究の目的は具体的にどんなところにあるのだろうか。もちろん、どんな形であろうともこの世に生まれ出てきた命であることには変わらないので、なんにしてもクローンだからと言ってそれが軽んじられることがなければいいなぁと思うところだ。

#現時点で、軽んじられているというわけではないのだけれど

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2008年03月22日

多摩動物公園のヨーロッパオオカミの飼育記録で高碕賞受賞に

東京動物園協会発行の季刊誌「どうぶつと動物園」に発表した飼育観察記や写真などで最も優れた作品に贈られる第43回高碕賞に、多摩動物公園南園飼育展示係熊谷岳さんのヨーロッパオオカミの飼育記録が選ばれたとのこと。

記事によると雌のモロが繁殖するまでには、けっこう苦労があったもよう。

高碕賞:ヨーロッパオオカミの飼育記録、多摩動物公園・熊谷さんに(毎日.jp)
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2007年04月01日

チョウセンオオカミのクローンに関する情報

チョウセンオオカミのクローンに関する、いくつかの報道がでている。

すでに2歳になったようだ。どのようにクローンを作ったかというと、

実験犬の卵子から核を取り除いた後、ソウル大公園にいるチョウセンオオカミの体細胞をこれに注入し、受精卵を作った


とのこと。あとは、受精卵を代理母の子宮に着床させ、出産という過程に。以下のリンクには公開されたクローンオオカミの動画もあります。

世界初のクローンオオカミ姉妹が2歳に

韓国 世界初の“クローンオオカミ”誕生
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2005年06月27日

ヒグマの行動を毛のDNAで推定できる

日経新聞によると、日本大学生物資源科学部の佐藤助手らが、ヒグマの毛のDNAを分析して個体識別することで、特定地域内の個体分布や頭数、移動状況などを推定できることを確認したそうです。残された毛であれば、採取するのに野生動物の個体にはストレスを与えることは少ないと予測できます。ヒグマのように捕獲することが大変な動物には、かなり有効かと思われます。

オオカミではどうだろう。うまく、毛を採取できるトラップを作ることができれば有効ではないだろうか。ヒグマの場合は、森や農地に網を仕掛けて毛を採取するようだ。野生動物の多くは、身体をなにかにこすりつける習性があるので毛を採集するのはそれほど難しくはないと思われる。しかしながら、行動範囲の広い動物では、トラップをどの範囲にどういう頻度で設置するかは試行錯誤が必要そうだ。

発信機を取り付ける方法は、どうみても動物にストレスを与えているとしか思えない。いっそいま流行のICチップを埋め込んでしまうほうがストレスはなさそうだ。その場合は、電波の届く範囲が限定されてしまうので、受信機の精度や設置数など現状の技術では解消できそうにない問題もある。しかしながら、携帯電話でのGPS機能の普及など野生動物の調査に応用できそうな技術はまだまだたくさんありそうだ。

関連リンク:
日本大学生物資源科学部
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2005年04月11日

「絶滅」オオカミの生存情報に賞金1億円

CNNのサイトニュースによると、すでに絶滅したといわれるフクロオオカミ(別名タスマニアタイガー)について、オーストラリアの雑誌社が賞金125万豪ドル(約1億260万円)をかけて「生存の証拠」を募集しているとのこと。最後の生息地と考えられるタスマニア州では、賞金を狙う人々が押し寄せることで環境に悪影響が及ぶのではと懸念しているようだ。オーストラリアには、肉食動物がいない。唯一がこのタスマニアタイガーとタスマニアンデビル。双方とも肉食有袋類だ。タスマニアタイガーは1960年ころまでは生息が確認されていたようだ。

関連リンク: 「絶滅」オオカミの生存情報に賞金1億円 当局は懸念表明(www.cnn.co.jp)
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2004年01月15日

タテガミオオカミの繁殖に成功

上野動物園では、絶滅危惧種のタテガミオオカミの繁殖に成功し、 2004年1月10日より公開を始めたそうです。タテガミオオカミはオオカミと言うよりは、キツネに似ているようです。足が早く、チータに匹敵するとか。小さな檻で飼うのは可哀想ですね。

関連リンク:
タテガミオオカミ(イヌ科)
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