2010年04月13日

オオカミは人は襲わない

 アラスカのニュースですが、ジョギング中の女性がオオカミに襲われて死亡したそうです。その結果、住民の間に不安が広がったために、アラスカ州当局では付近で発見した2頭を処分したとのこと。そのオオカミが、女性を襲ったものかどうかを調べているらしい。どうやって調べるのだろうか。胃の内容物とか??

 このようにアラスカでオオカミを襲ったというニュースを紹介したわけだけれど、北米ではこの100年間でほんの2件目の出来事だとか。基本的にはオオカミは人を襲うことはないと言ってもいいのでしょう。このケースも、偶然ばったり出くわしてしまってオオカミがパニックにでも陥ってしまったのでしょうか。不幸でまれな事故だったんでしょうね。

オオカミに襲われ女性死亡、100年でわずか2例 (cnn.co.jp)

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2009年05月07日

タイリクオオカミ、米絶滅危惧種から除外

 AFPによると、タイリクオオカミ、米絶滅危惧種から除外され、猟も再び行えるようになるとのこと。絶滅危惧種から外れること=猟の対象 となるようだ。
 なんだか切ない話だ。さらに、人間のエゴを強く感じる。保護してみたり猟で殺してみたり。人間という動物に対しても、ちょっと数が増えたから猟の対象に、減ったから保護の対象になんてされたら。。。これは、日本のクジラの捕獲も根は同じか。
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2009年03月15日

札幌円山動物園のオオカミ

 昨年、11月末に札幌円山動物園に行った際のシンリンオオカミの写真です。

 雄のジェイ。立派な体格。

 この写真はちょっと優しそうな顔つき。

 最初のうちは寝てたけれど、夕方が近づいてきたらけっこう活発に。

 こちらは、雌のキナコ。餌の肉をかみ砕こうとしているところ。

 ジェイも肉を確保。写真には写っていないけれど、周りにはおこぼれを狙うカラスがいっぱい。

 二匹でじゃれ合う様子も結構見られた。キナコのほうがジェイを気に入っているのかな。

 こうやって並ぶと体格の違いがよくわかる。

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2009年02月24日

犬だと思っていたらオオカミだった

 AFPの記事によると、中国での出来事のようだ。保護した犬をペットとして飼っていたら、実はオオカミだったとか。写真を見ると、けっこう犬っぽい風貌。ちょっと、日本オオカミに似ている感じもするけど、大陸オオカミの雌なのかな。
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2009年02月18日

旭山動物園でオオカミのメス1頭死ぬ

 読売新聞によると、旭山動物園で、オオカミのメス1頭死んでいるのが発見されたとのこと。どうやらけんかをして他のオオカミから首をかまれたのが死因らしい。

 一般に、野生動物は同じ種のなかでは相手を殺すほどけんかはしないと言われる(もちろん例外もあるけど)。新聞記事を読む限りは、オオカミにおいてもリーダー雄が群れを管理しているので、通常はこんなことは起こらないはずだとのこと。動物園の環境では、そういう自然のルールを覆してしまうようなストレスがあるんだろうなぁと。旭山のような行動展示に積極的に取り組んだとしても、そこはやっぱり野生の世界ではないということ。まあ、当たり前のことと言えば当たり前なんだけれど。。。

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北米のオオカミはもともとは白かった

 朝日新聞の記事よると、オオカミはもともとは白くて飼い犬と交わることで黒い遺伝子をもらうらしいとのこと。これは北米のオオカミの話だ。で、犬というのは、

1万5千〜4万年前に東アジアで別種のオオカミから家畜化され、1万4千年ほど前に当時陸続きだったベーリング海峡を人とともに北米にわたったとされる。

とのことで、そこで交雑されて黒い遺伝子をもらうことに。氷の上では白い方が身を隠せるし、森の中では黒い方が身を隠せることに。この辺は、DNAをもらったあとに、進化の過程でそういう棲み分けをするようになったようだ。

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2009年01月06日

名古屋の東山動物園もオオカミ舎を改修

 札幌の丸山動物園、旭川の旭山動物園に続き、名古屋の東山動物園でもオオカミ舎を改修して、行動展示できるようにするようだ。確かに東山は「檻」という感じが前面にあって、多摩なんかの展示状況を知っていると、ちょっと見てるだけでもかわいそうかなと思わせるものがあったっけ。中日新聞の記事によると、

オオカミ舎の広さを今の5倍の1700平方メートルにし、手前に広い平原、奥に森をつくる

そうだ。これなら少しは、過ごしやすい環境になるかな。

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2008年12月23日

夜の動物園のオオカミ

 富山市ファミリーパークでは、12月21日から園内をライトアップするほかイベントを開催するとのこと。午後八時(入園は午後七時半まで)まで夜間入場ができるようだ。で、動物園側のコメントによると、オオカミは冬になって活動が活発になっているとか。夜行性の動物も多いので、むしろ暗くなってからのほうが、動物園の動物の観察はおもしろいのかもしれません。

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2008年12月15日

オオカミを銃殺し反対論者から非難を浴びるか

swissinfo.chによると、スイスではオオカミが増えているらしい。オオヤマネコやクマも増えているとか。とはいえ、オオカミが増えて羊を襲うなどの被害もでているとか。オオカミを追う犬が足りなかったり、羊のためのシェルターが十分でなかったりがその原因でもあり、それを整備するお金が足りない農家は、政府のガイドラインを破ってオオカミを銃殺する。そうすると反対論者(オオカミ保護を訴える人たち)からは避難を浴びることになるのだ。

どうすればいいとは一概にはいえないけど、保護のためのお金が有効に使われて、こういう双方がいやな思いをすること、さらには当然ながらオオカミに命が奪われてしまうことが少しでもへればいいのだけれど。
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2008年12月14日

オオカミと丸三日間過ごしたい

中国の西安にある野生動物公園が、36匹の狼と同じ囲いの中で3日間共に過ごすボランティアスタッフを募集したとか。

中国発。「求む。オオカミと丸三日間過ごしたい人」に応募殺到。

この募集に対して600名もの応募があったとか。期間中は、地上3mの樹上の小屋にいて、レポートしたりビデオ撮ったりするらしい。記事では小屋が貧弱でちょっと不安みたいにも書かれているが、まあ、十分に餌をもらえているならば、わざわざ樹上の人間襲うこともないでしょう。個人的にはちょっと興味あるかなぁ。ただ、3日はさすがに飽きちゃいそうですが。

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2008年10月06日

ITmediaにオオカミの記事!?

ITmediaでは、普段エンタープライズ系のコンピュータの記事などを時々書いているのだけれど、野生のオオカミの話題があってびっくり。

意外だったオオカミの好物 - ITmedia News

記事によると、カナダのオオカミがシカを襲うよりも、シャケを捕って好んで食べているとか。野生動物は楽に捕獲できるものはけっこう柔軟に食べるので、それほど驚く話しでもないのかもしれません。肉食の野生動物が、家畜を襲うのも楽に捕獲できるという同じ理由からでしょうし。

話はちょっと違いますが、日本では猫の餌と言えば魚ですが、もちろん魚があまり豊富に取れない地域では肉になるようです。まあ、ネズミを捕るのはどこでも同じようですが。
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2008年06月19日

今年も多摩動物公園で赤ちゃん生まれる

先日の朝日新聞には、4月に赤ちゃんが生まれたそうです。いまのところ4頭は確認できているとか。まだはっきりと数はわかっていないとか。当然、雌雄もまだでしょう。そろそろ巣穴から出てくるころかな。
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2008年03月22日

米国でハイイロオオカミ増える?

ロッキー山脈北部に生息するハイイロオオカミが増えているようだ。その結果として、絶滅危惧種から外されるとか。現状、アイダホからモンタナ、ワイオミングの3州にかけて、推定1500頭が生息しているとのこと。

保護団体などは、絶滅危惧種のリストからの削除をしないように、政府に対して訴訟を起こすとのこと。今後の動向が気になるニュースだ。

米ロッキー山脈のオオカミ、絶滅危惧リストから外れる(CNN.co.jp)
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2007年06月26日

2007年の赤ちゃんは3頭

6月16日に多摩動物公園にて、今年の赤ちゃんオオカミを確認してきました。
今年は3頭生まれたようです。すでに1ヶ月ほど経過して、元気に走り回っていました。


母親に咥えられて、放飼場に登場




3頭が勢揃い。左の子は、たぶん肉を咥えています。




3頭で母親のおっぱいにしゃぶりついています。
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2007年06月14日

TAMA ZOO 今年も赤ちゃん誕生

多摩動物公園で、今年もヨーロッパオオカミの赤ちゃんが生まれたようです。詳細の情報は不明ですが、今年も放飼場に穴を掘ってそこに産み落としたらしいです。ときどき、加えて穴を移動する姿が見られるかもしれないとのこと。
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2007年01月31日

旭山にオオカミの森

旭山動物園にオオカミの森ができるとか。

群れで疾走するオオカミの姿を見せる新施設


だとか。なんかすごそう。トラック状に放飼場を作って、内側から観察できるようにするみたいです。どちらにしても少しでも広いところだといいなぁとは思います。

オオカミの疾走間近に 旭山動物園、08年度新施設
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2006年04月21日

今年も多摩動物公園で赤ちゃん生まれる

今年も多摩動物園のロボとモロに、赤ちゃんが生まれたようです。今月17日確認されたようですが、今回は放飼場で自然のかたちで出産したようで、現段階では性別や頭数ははっきりしていないとか。早い段階にこの目で確認したいところです。

しかしながら、多摩動物公園の放飼場は比較的広いとはいえ、昨年、今年と子供が増えさすがに手狭になることでしょう。すでに昨年生まれた子供の半分は別の動物園にもらわれていってます。今年の子供たちもいつまで親と一緒にいられるのでしょうか。
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2006年01月11日

多摩動物公園でオオカミ関連イベント

戌年ということで、多摩動物公園ではオオカミ関連のイベントがおこなわれている。3月14日までの日程で特別展「オオカミの素顔とは?」をウォッチングセンター内展示ホールで開催。骨格標本や等身大模型などが展示されている。2月12日(日)午後1時からは特別講演会「オオカミの話」を日本オオカミ協会会長丸山直樹氏がおこなう。

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2005年12月12日

富山市ファミリーパークから東山動物園にシンリンオオカミ貸し出し

繁殖目的で、富山市ファミリーパークで生まれたシンリンオオカミの子オオカミが東山動物園に貸し出されたとのこと。この子オオカミは4月に生まれ、体長1m、体重40kgのオス。東山の3頭のメスのシンリンオオカミとの繁殖を目的とした貸し出しだ。

富山市ファミリーパークの残り4頭の子オオカミも、今年中には富山県外の動物園に搬出されてしまうとのこと。

私が名前を付けた(正確には、複数の人が同じ名前を応募した)多摩動物公園のヨーロッパオオカミの子オオカミ サンほか2頭は、浜松市動物園に行ってしまったようです。こちらは繁殖のためではなさそう。各地の動物園同士で繁殖のための貸し借りを実施したり、また、多摩の場合は個体数が増えて生息環境を考えての移動だったのでしょうか。とはいえ、1歳になる前に親から離されてしまうのは、かわいそうといえばかわいそう。

ちなみに、12月のはじめころには、多摩の残された子オオカミたちは、身体だけはすでに一人前に成長。母親のモロと一瞬見分けがつかないくらいに大きくなっていました。外見とは裏腹に、まだまだ行動は子どもで、父親のロボに怒られることもしばしばという状態。

※多摩動物公園のヨーロッパオオカミ(2005年12月3日撮影)

※おそらく両親に躾られている状況

関連リンク:
希少種未来託す“婿入り” (中日新聞)
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2005年11月10日

名古屋東山動物園

名古屋東山動物園に行ってきました。ここには3頭のシンリンオオカミがいます。当日はなぜかオスの1頭だけが2m四方程度の小さな檻にいて、残りの2頭(多分メスかな)が屋外の飼育場にいるという状態。多摩動物公園と違い、それぞれのオオカミの名前の表示などがないので、詳細は分かりませんでした。

なぜ1頭だけが隔離された状態であり、さらになぜこんな狭いところに入れられているのかもわからず。屋外の飼育場(多摩動物園の屋外飼育場程度の広さあり)とこの狭い檻のあいだには、もう少し大きな檻もあったので、こちらでもいいのではと思ってしまう。もちろんなにか意味はあるのでしょうが。

オスのオオカミは、狭い檻のなかをずっといったりきたりしていた。なんだかとてもイライラしてる様子だった。その日は天気もどんより曇り、雨もぱらついてきた状況で、見てるほうでもなんだか暗い気持ちになってしまったのだった。東山のオオカミは遠吠えをするとのことで期待していましたが、これも聞くことは出来なかった。

東山は、全体的に飼育のための檻が小さく、とくにネコ科の動物が多種いたのだが、なんだか窮屈そうだった。ムササビにいたっては、飛べる距離がせいぜい1m程度しかなく、皮膜を広げて飛翔するというよりは、足の力で跳躍しているようなものだったのも悲しい。

関連リンク:東山動物園







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