2009年02月24日
犬だと思っていたらオオカミだった
AFPの記事によると、中国での出来事のようだ。保護した犬をペットとして飼っていたら、実はオオカミだったとか。写真を見ると、けっこう犬っぽい風貌。ちょっと、日本オオカミに似ている感じもするけど、大陸オオカミの雌なのかな。
2009年02月18日
旭山動物園でオオカミのメス1頭死ぬ
読売新聞によると、旭山動物園で、オオカミのメス1頭死んでいるのが発見されたとのこと。どうやらけんかをして他のオオカミから首をかまれたのが死因らしい。
一般に、野生動物は同じ種のなかでは相手を殺すほどけんかはしないと言われる(もちろん例外もあるけど)。新聞記事を読む限りは、オオカミにおいてもリーダー雄が群れを管理しているので、通常はこんなことは起こらないはずだとのこと。動物園の環境では、そういう自然のルールを覆してしまうようなストレスがあるんだろうなぁと。旭山のような行動展示に積極的に取り組んだとしても、そこはやっぱり野生の世界ではないということ。まあ、当たり前のことと言えば当たり前なんだけれど。。。
北米のオオカミはもともとは白かった
朝日新聞の記事よると、オオカミはもともとは白くて飼い犬と交わることで黒い遺伝子をもらうらしいとのこと。これは北米のオオカミの話だ。で、犬というのは、
1万5千〜4万年前に東アジアで別種のオオカミから家畜化され、1万4千年ほど前に当時陸続きだったベーリング海峡を人とともに北米にわたったとされる。
とのことで、そこで交雑されて黒い遺伝子をもらうことに。氷の上では白い方が身を隠せるし、森の中では黒い方が身を隠せることに。この辺は、DNAをもらったあとに、進化の過程でそういう棲み分けをするようになったようだ。