なぜ1頭だけが隔離された状態であり、さらになぜこんな狭いところに入れられているのかもわからず。屋外の飼育場(多摩動物園の屋外飼育場程度の広さあり)とこの狭い檻のあいだには、もう少し大きな檻もあったので、こちらでもいいのではと思ってしまう。もちろんなにか意味はあるのでしょうが。
オスのオオカミは、狭い檻のなかをずっといったりきたりしていた。なんだかとてもイライラしてる様子だった。その日は天気もどんより曇り、雨もぱらついてきた状況で、見てるほうでもなんだか暗い気持ちになってしまったのだった。東山のオオカミは遠吠えをするとのことで期待していましたが、これも聞くことは出来なかった。
東山は、全体的に飼育のための檻が小さく、とくにネコ科の動物が多種いたのだが、なんだか窮屈そうだった。ムササビにいたっては、飛べる距離がせいぜい1m程度しかなく、皮膜を広げて飛翔するというよりは、足の力で跳躍しているようなものだったのも悲しい。
関連リンク:東山動物園


