2005年08月03日

知床にイエローストーンの研究者が視察に

毎日新聞北海道新聞の8月1日の記事によると、先日、世界遺産になったばかりの知床でタウンミーティングが開かれており、ここに米国イエローストン国立公園のクマやシカの研究者9人が参加し、同時に知床を視察するとのこと。研究者らは、札幌で開催されていた国際哺乳類学会に参加したあとで知床を視察する。

イエローストーンはご存知のように、カナダからハイイロオオカミを移送して繁殖させた経験をもっている。日本でも知床はエゾシカの食害などもあり、オオカミを導入してバランスをとろうという考えをもっている研究者もいる。知床では、いかんせん公園の面積が小さくて、導入後のコントロールが本当にうまくいくのかちょっと疑問も感じる。研究者の方々はこのあたりも考えてはいるようだが、当然経験のあることではないので実際に導入したとしても手探りで実験的に実施することになるだろう。

そもそも実際に導入できるかどうかは、まだまださまざまなハードルがありそうだ。

イエローストンと知床では、同じ自然環境でもその質の部分はまるっきり異なる環境だ。米国の研究者が知床を見てどう感じるのかは興味のあるところだ。

posted by WolfWolfWolf at 01:16| Comment(0) | TrackBack(0) | オオカミ全般